賢く電気料金を削減
基本契約の見直し
電力料金を節約して毎月の支払いを削減するためには、最初に基本契約の見直しからスタートしてみましょう。
多くの方が、基本契約として「従量電灯プラン」を選択している現状があります。
従量電灯プランは、電気を使用する時間帯・曜日を気にすることなく利用される方向けの一般的なプランであり、契約の大きさはアンペアごとに料金が設定されています。
これに対して「時間帯割引プラン」は、朝・夜・曜日ごとにライフスタイルに合わせてお得な割引を受けることが可能な料金設定となっています。
昼間は外出している方には「夜得プラン」や、土日家に滞在することが多い場合は「土日お得プラン」を利用することで電気料金を削減することが可能となっています。
待機電力を減らす
電気料金の節約を目指すのなら、家の中で今使用している電化製品について考え直していくことをおすすめします。
特に、「待機電力」と呼ばれるコンセントに接続しているだけで電力を消費してしまう状態は非常にもったいないです。
待機電力を多く消費する代表的な機器としては、瞬間湯沸かし器・エアコン・ホームオーディオ・ビデオ関連機器が挙げられます。
使用していない時にはコンセントから外して、使用する時にのみコンセントに接続することを心がけるだけで平均10%ほどの電気料金を節約することが可能と言われています。
外出するときにはブレーカーを落とすことや、ワンタッチでスイッチをオフできる省エネタップを使用することで簡単に削減出来ます。
夜間割引を活用
最初に挙げた時間帯契約に関連しますが、極力夜間に電気を使用するようにライフスタイルを変更することが出来れば、大幅に節約することが可能です。
夜10時以降から朝8時までの電気料金は、他の時間帯に比べて7割以上値引きを受けることが出来ます。
夜間が安くなる理由としては、発電所は24時間稼働させておかなければならないので、需要が少なくなる夜間に使用量を増やして欲しいことからお得な割引を設定しているためです。
電気温水器を使用している家庭や、仕事の都合上で基本的に夜のみ家に滞在する方には「深夜プラン」に基本料金プランを変更することで賢く節約することが可能です。
注意点として、「従量電灯プラン」に設定している場合は、夜に電気を使用しても料金は変わらないので、プラン変更を忘れないようにしましょう。