おすすめの新電力会社
火力発電が中心
沖縄電力は、沖縄県浦添市に本社を置く電力会社であり、沖縄県を中心に離島に対しても発電事業および電力供給を行っています。
事業規模としては1県のみであるため一般電気事業者の中では10社の中で10位に位置付けられており日本の電力10社の中では最小規模となっています。
電力10社の中で唯一、原子力発電所を持たない電力会社であり、発電事業の中心に火力発電が占められています。
事業の構造上、重油価格の変動によってコストが大きく影響を受けるという特徴を持っています。
創業は1972年と最近になっていますが、沖縄県の本土復帰を受けて設立された電力会社のためです。
コーポレートスローガンとして「地域とともに、地域のために」を掲げています。
沖縄電力の特徴
沖縄電力の発電施設は、火力発電所18カ所を中心に、汽力発電所5カ所・ガスタービン発電所5カ所・内燃力発電所13カ所が稼働しています。
発電の中心は火力発電所となりますが、小規模のガスタービン発電所や内燃力発電所は石垣島・宮古島・久米島・与那国島といった離島の電力を賄っている貴重なエネルギー資源として重宝されています。
原子力発電所を有していない分、他の電力会社に比べて福島第一原発事故の影響は少ないのですが、水力発電や太陽光発電の導入が遅れているという面も持っています。
沖縄県における大企業の一つであり、株主としては沖縄県や琉球銀行・沖縄銀行といった地元資本も大きく投入されています。
一般家庭に向けたサービス類
沖縄電力は、一般家庭向けにさまざまなサービスを展開しており、夜間蓄熱式機器やオフピーク蓄熱式電気温水器を利用されている家庭を対象としたお得な「Eeらいふ」や、定格電圧200ボルトのクッキングヒーターを据え付けて使用する家庭を対象とした「ちゅらクック割引」などを展開しています。
沖縄電力のホームページでは、電気の契約容量や使用量を入力するだけでカンタンに試算可能な電気料金シミュレーションや、オール電化にした場合の光熱費試算も可能となっています。
オール電化については、専用のホームページやショールームを設けており、キッチン・バスルーム・リフォームといった分野別に詳しくご紹介しています。