おすすめの新電力会社
海外実績豊富な丸紅
電力事業は随時拡大中
丸紅の電源保有資産は、再生可能エネルギーへの事業投資を行いながら今後も電力小売事業および発電投資事業の両面で拡大を狙っています。
現在の発電能力は6万kWhを有していますが、2016年までに首都圏で5カ所の火力発電所建設を進めており、今までの約10倍にあたる発電事業を新規にスタートする計画となっています。
他社からの調達を含めると、販売量は170万世帯を予定しており、電力自由化を見据えた事業展開をすでにスタートさせています。
さらに、新電力第2位に位置付けるF-Powerが保有する発電容量10万kWhのガス発電所を買収しており、事業拡大は年々進んでいる注目の事業者です。
丸紅は今まで蓄積されてきたノウハウを、電力自由化によって大きく国内事業の展開に舵を切っています。
業界No1を目指す
丸紅の事業計画としては、首都圏以外においても風力発電およびメガソーラーと呼ばれる大型の太陽光発電施設を建設する計画となっており、新しい発電所建設にかける総事業費は1500億円を見込んでいます。
事業計画としても、2020年の電力販売量を150億kWhに引き上げたいとしており、430万世帯に対して電力供給が可能な発電容量となります。
新電力最大手はNTTグループと東京ガス・大阪ガスが出資するエネットですが、将来的にはエネットと超えて業界No.1の地位を目指しています。
また、丸紅はインターネット通販サイトの大手・楽天と電力小売市場におけるエネルギー需要開発に関する業務提携を合意しています。
今後、丸紅は楽天のプラットフォームを活用した電力受給取引の拡大を推進する計画となっており、事業拡大に拍車がかかるとされています。